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2005年11月 8日 (火)

セミオープンシステム

最近分娩を取り扱う施設が減ってきています。

なぜでしょう。産婦人科医の過重労働、医師の高齢化、高い訴訟率などが原因です。

私のすむ地域でも、産婦人科の開業の先生たちが、次々と分娩の取り扱いを中止しています。結果、集中化が起こってしまいます。

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外来には、患者様が殺到し、長い待ち時間といった悪循環になります。

そこで、健診は近くの(分娩の取り扱いをしていない)クリニックで、分娩は病院でというのが、セミオープンシステムです。

アメリカでは、クリニックの医師が自分の患者を、提携病院に入院させて手術や分娩などを行います。これが、病院をオープンに使う、オープンシステムです。

日本では、健診だけクリニックで行い、分娩は病院に任せるスタイル、セミオープンシステムが始まっています。

当院も、市内外の8施設のクリニックと提携し、セミオープンシステムを2年前より開始しました。個人病院でこのシステムを行っているところは、日本ではまだ当院だけだと思います。

今日は、連携していただいてる先生方に集まっていただいての、連携医会でした。医療的な情報交換や勉強会、また親睦を図ることを目的に行っています。

現在の産婦人科医療は問題点が多いのが実情です。その中でなんとか、良い方向に進めればと思います。

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コメント

近隣の先生方とのコラボレーションが成立し、お互いの利点を生かせる、すばらしいシステム構築をされていると思います。私の勤務する病院では、その昔、セミオープンシステムの先駆けとして、注目されたこともあったようですが、病院、クリニックともに、絶えず刷新していかなければならないですよね。どうしてもたち行かないこともあるのですが、先生が行われている、連携医会は最もよいコミュニケーション方法だと思います。これからも頑張って下さい。

投稿: Cherry | 2005年11月 9日 (水) 20時12分

コミュニケーションの最終形は、結局顔を付き合わせた話し合いなのでしょう。そこをないがしろにしては、うまくいかないのでしょう。できるだけ個々の先生方と本音の話をしていきたいと思っています。
私のテーマは、変わらずコミュニケーションです。その中には、医師、スタッフ、患者様全て含まれます。
また、経験談など聞かせてください、よろしくお願いします。

投稿: 雲流 | 2005年11月10日 (木) 00時32分

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