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2006年6月22日 (木)

今回の発表

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今回の発表は、多嚢胞性卵巣症候群に対する腹腔鏡下手術の有用性についてです。

多嚢胞性卵巣症候群は、排卵障害、多毛、不妊、肥満などを呈する、わりと多い疾患です。月経不順などで見つかります。これに対しては、薬物療法が第一選択ですが、薬を使いすぎると、卵巣が腫れたり、多胎妊娠になってしまったりします。

昔5つ子ちゃんや6つ子ちゃんがいましたが、あれは、多嚢胞性卵巣症候群に排卵させるため注射を沢山打ったので多胎になってしまったのです。

最近は、不妊治療でも多胎になるのは好ましくないので(双子でも妊娠分娩のリスクが非常に高くなるので)、より多胎になりにくい治療が選択されます。

腹腔鏡を使った治療だと、薬を使わなくても排卵するようになり、多胎妊娠のリスクも少なくなります。ただ手術なので、ちょっと抵抗ある方もいるでしょう。

どんな治療がよいか常に検討を重ね、より良い治療を提供できるようにしていきたいです。

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