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2006年6月 4日 (日)

集談会

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昨日県の産婦人科学会と産婦人科医会の合同の集談会がありました。産婦人科の団体には、主に大学を中心とした学術団体の学会と、臨床を中心とした開業医を主とする医会の二つがあります。

我が県では、年に3回ほど二つの団体が合同で、勉強会を開催します。それが昨日あった集談会です。

しかし、全国的な流れですが、産婦人科医の減少、高齢化により、この会もいつもあまり盛り上がりません。

昨日の発表も、私と大学から1つ、全部で2題だけで寂しい感じでした。なんとか、県の産婦人科が盛り下がらないよう、この会ではなるべく発表するようにしています。

せっかくデータをそろえたり準備したり大変さは変わらないので、本当は、全国的な学会で発表する方が、気分もいいのですが、地方の会を盛り上げるためと思って発表しています。

昨日は、体外受精における多胎(双子)を少なくするためにはどうしたらよいかという内容を発表しました。

双胎は、一般に思われているより、妊娠分娩のリスクが高くなります。ですから、不妊治療でも双胎にならないよう気をつけなくてなりません。

産婦人科学会より、体外受精のときの胚移植(卵を子宮に入れる)は、3つまでにするよう会告がでています。(たまにこの会告を無視して、たくさん卵を戻して、妊娠率は上がるけど、双子が多くなると言ったようなことをしているクリニックがあると聞きます。)

当院では、子宮に戻す卵を2つに制限しています。そうしても妊娠率も下がらないことを発表しました。今後さらに双胎を減らすため、若年者や、条件のよい場合には、1つだけ卵を戻す方法をしていきたいと思っています。そのためには、さらに精度を良くしていく必要があります。

妊娠率も高く、安全性も高い医療を目指します。

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