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2008年6月11日 (水)

平成不妊研究会

昨夜は久々の東京でした。

六本木ヒルズで、研究会です。

今回のテーマは、不妊治療における多胎妊娠の予防です。

不妊治療における多胎妊娠の増加で、いまやNICU(新生児集中治療室)は慢性的に一杯状態です。

われわれ不妊治療に携わるものは、少しでも多胎妊娠を減らす努力をしなければなりません。

体外受精における胚移植の数は原則1個となり、今後多胎妊娠は減っていくと思われます。

今後問題となるのは、一般不妊治療での多胎妊娠です。

一般不妊治療での多胎妊娠は、排卵誘発剤を使ったときに多くなります。

患者様も最近は、多胎妊娠のリスクや大変さを理解していただけるようで、治療にも協力的です。

妊娠率が高いからと言って、排卵誘発を多用した一般不妊治療は今後避けるべきでしょう。

当院でも、多胎妊娠を減らすよう努力をしてきた結果、昨年の多胎妊娠数は一昨年の半分以下となりました。そしてそのほとんどが、自然妊娠か他院での不妊治療後です。

久々に他施設の先生方と、いろいろ話ができて楽しい会でした。

もう少し時間があれば、研究会の後の飲み会にも参加してきたのですが、新幹線の時間もあり、早く帰ってきました。

たまには、東京の夜も魅力的でした。

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コメント

あたしは自然妊娠で双子を妊娠し、帝王切開の為、先生に取り上げてもらいました。多胎を避けたいという言葉はよく聞きますし、医師として当然の言葉だろうと思います。でも、なんだか双子を否定されたようでちょっと悲しい(i-i)壮絶な妊娠生活だったのは確か。出産後の育児は体力の限界を超えていた。でもあたしは双子を授かったこと、誇りに思います。

投稿: うめ。 | 2008年6月12日 (木) 00時41分

うめさん、ごめんなさい。
分かっていただいているとは思いますが、双子の子供を持つ方、妊娠されている方を否定するものではありません。
双子の子育ては、大変でしょうね。
最近では、双子を持つ親の育児放棄なども社会的問題になりつつあり、よけい不妊治療で双子にならないよう気をつけなければいけないと言われています。
医療従事者への警鐘です。

投稿: 雲流 | 2008年6月12日 (木) 22時16分

私も自然妊娠で双子授かりました。先生の伝えたいことはわかりますが否定されてるようで少し悲しいです。多児の妊娠、育児の大変さは育ててるものにしかわからないです。毎日いっぱいいっぱいで育児をして、精神的にも張り詰めてる毎日です。些細な言い回しでも傷つきやすいです…

投稿: とまと | 2008年6月12日 (木) 22時33分

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