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2008年1月17日 (木)

ピックアップ障害の治療2

原因不明不妊の多くは、ピックアップ障害と考えられますが、どんな治療が良いのでしょう。

排卵誘発剤を多用することにより、たくさんの卵子が排卵されます。

するとその中のいくつかが、運よく卵管にピックアップされるかもしれません。

それを期待して、排卵誘発剤を使いました。「数打てば当たる」方式です。

しかしそのため、多胎妊娠や卵巣が腫れてしまう副作用が多くなってしまいました。

年齢が高い方だと、排卵誘発剤で、卵巣の働きがだんだん悪くなってしまうこともあります。

でも、現在1番問題なのは双子などの多胎妊娠です。

原因不明不妊(ピックアップ障害)の場合、排卵誘発剤を使って性交渉(含人工授精)を持っていただく治療を行ってきました。

でもただ妊娠すればいいという治療は、もう考え直すべきでしょう。

先日若い患者様に聞かれました。

「先生。ピックアップ障害と言われたけど、体外受精しかないのですか?」

「排卵誘発剤でたくさん排卵させれば、もしかしたら通常の性交渉で妊娠するかもしれませんが、お勧めしません。」

“多胎妊娠は、不妊治療の失敗である”とさえ言われている中、治療法も良く考えていかなければなりませんね。

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2008年1月16日 (水)

ピックアップ障害の治療

ピックアップ障害:排卵された卵を卵管が取り込めず、精子と出会えない状態

ピックアップ障害の場合、卵子と精子を出会わせるため、体外受精が必要とお話しました。

ピックアップ障害の場合、本当に体外受精しか治療はないのでしょうか?

以前から言われる原因不明不妊の多くが、このピックアップ障害と考えられます。

体外受精が、今ほど普及する前、我々はこの原因不明不妊に対して、色々な試みを

行ってきました。

その代表的なものの1つが、排卵誘発剤の多用であり、もう1つが腹腔鏡検査です。

どちらにも、問題がありました。

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